Happy City

日本酒とウィスキーが楽しめる

店内「川越街道沿いのアットホーム酒場」

なかどりさんは創業から4年とフレッシュさのある、大山駅から徒歩５分、千川駅からもアクセスが良く、TAKE A NAP大山幸町店の窓からは見つめあうような場所にあって、川越街道を挟んで反対側に位置するおしゃれな居酒屋です。目の前にバス停もあり、バスでのアクセスも容易です。外観にはお酒を抱えた可愛らしいペンギンのロゴが目を引き、店内に入ると、バーのような雰囲気が広がります。外からでも店内の雰囲気やメニューが確認でき、メニュー表も外に飾ってあるので、先にメニューを見ながら楽しみを膨らませることもできます。２階建ての店内は、１階には入り口すぐに厨房とカウンターが配置され、おしゃれなバーのような雰囲気でお酒を楽しむことができます。また、階段横にはお客さんや子供たちが書いた絵やメッセージが飾られており、アットホームな雰囲気が漂っています。２階にはテーブル席が広がり、団体での利用も可能で、友達との会話を弾ませたり、ゆったりとくつろげる空間が広がっています。店内のデザインは、デザイナーさんの監修のもとでレイアウトが決められ、おしゃれで落ち着いた雰囲気が存分に楽しめます。飾られたお酒やお皿も洗練されたデザインで、360度見渡すと楽しい発見があります。このような心地よい雰囲気と洗練されたデザインが、なかどりさんを訪れる人々にくつろぎと楽しさを提供しています。

おすすめ「こだわり抜かれたお酒と料理の楽園」

なかどりさんはお酒と料理にこだわりを持ち、特に日本酒とウイスキーが充実している印象を受けました。店主の徳元さんは元々日本酒の店で働いていた経歴を持ち、幅広い知識を生かし、豊富な日本酒が用意されています。また、日本のウイスキーにもこだわりがあり、イチローズモルトやアマハガンなどがラインナップされ、好みに応じて楽しむことができそうです。特筆すべきは「スカーレット」と呼ばれるリキュールの存在です。イタリアのアマーロを元にした日本のスカーレットは、伊勢谷酒造によって製造され、ここのあたりでは最も充実しているとおっしゃるほど種類が揃っています。この苦味と複雑な風味が特徴で、香り豊かなハーブの味わいが楽しめる美味しいお酒です。なかどりさんの料理もまた魅力的で、手間暇かかった仕込みが感じられます。出汁の効いたおでんや、りんごのチップで燻されたさば、明太子の燻製など、多彩な料理が楽しめます。また、いぶりがっこや梅水晶、花わさびといったおつまみも用意され、おまかせおつまみ盛り合わせは見た目も華やかで魅力的です。特に印象的なのは、自家製のカラスミが店外で干されているということ。またガンモなどおでんの具材も手作りなものがあったり、これらの手作り料理が、なかどりさんの料理への真摯な姿勢とこだわりを感じさせてくれます。料理とお酒、どちらも丁寧に選ばれたものが揃うなかどりさんで、ゆったりとくつろぎながら楽しいひとときを過ごせそうです。

歴史「大山で広がるなかどりの物語」

徳本さんは大阪で生まれ、広島で育ち、大学を卒業後に東京に住み、その後一度都外へ出る経験を経て、再び東京で仕事をするようになったそうです。学生時代から飲食店でアルバイトなどを経験し、料理に親しんできた徳本さんは、大学時代から将来的に飲食業に携わりたいとの思いを抱いていました。卒業後、市場での勤務や日本酒の専門店での経験を積み、その後大山にて「なかどり」さんを開業されたそうです。大山を選んだ経緯には、知人が池袋周辺に多く、特に仲の良いアパレルの友人が池袋でお店を構えていたことが影響しています。店名「なかどり」は、アパレルの友人が店名に「バード」を使っていたことから、同じく鳥に由来する名前にしようとの発想と、お酒の絞りの工程で、「あらばしり」「仲取り」「責め」とある中で最も品質が良く綺麗な「中取り」からインスパイアされ名付けたそうです。なかどりさんは徳本さんの地元である大阪や広島の要素と、東京で培った飲食業の経験が交わり、独自の魅力を持つお店として誕生しました。

日本酒からウイスキーまで、多彩なお酒が贈る至福のひと時

お酒への深い興味やこだわりが、なかどりさんをより一層魅力的な場にしており、その人の好みに合ったお酒や、何か風味などを聞いたらおすすめも教えていただけそうです。徳本さんは日本酒やウイスキー、クラフトビールなど多岐にわたるお酒を楽しむ一方で、将来的にはモルトメインのバーを開いてみたいとのことでした。これまでの経験と豊富な知識量を持つ徳本さんだと楽しく、美味しいお酒を楽しめそうなバーが出来上がりそうですね。なかどりさんでもそういった楽しいひと時を過ごすことができます。落ち着く空間で、また常連さんや徳本さんと楽しむのにも良いため、大山へ訪れた際には飲みにきてみてはいかがですか？

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