Happy City

優しさが隠し味！手作り焼肉店

店内「木の温もりを感じる焼肉屋の多彩な楽しみ方」

SANKYUさんは2009年に創業し、大山駅南口から徒歩2分の好立地にある焼肉、韓国料理屋さん。創業は2009年で、約15年にわたり地元で愛される人気の焼き肉屋さんです。

店内に入ると、まず目に入るのは壁に描かれたサインです。漫画家や格闘家など、地域の方や著名な方もちょこちょこと書いて行かれるようで、お店の気ぶりがうかがえます。

座席は、テーブル席が6卓あります。木材を多く使用した内装は温かみが感じられる雰囲気です。

少し離れた場所に”離れ”もあって、こちらの店舗がいっぱいの時や、貸切で焼き肉を楽しみたいお客様にご利用いただいているとのこと。どちらのお店も開放感がある空間で焼肉を楽しむことができます。

メニュー表には多彩な商品が並び、お酒やお肉を存分に楽しむことができます。特に韓国料理のメニューが豊富で、SANKYUさんのおすすめでもあります。メニューには工夫がいっぱい、また行くたびに、ちょっとしたフェアをされていたり、期間限定のキャンペーンをされていたり…とても人気のお店なので訪問前に、SNSでの発信をCheckしたり予約をするなどしたほうが楽しめると思います！（※メニューや料金は取材当日のもののため、ご参考まで）

おすすめ「リーズナブルで多彩なメニューと本格コリアンキッチン」

SANKYUさんの特徴は、なんといっても”メニューが豊富”なこと！普通の焼き肉屋さんのようにお肉の種類が多いことに加えて、すべて手作りの韓国料理やお酒がメニューにはぎっしりです。

手ごろな価格で提供される様々なお肉の品種があり、A5ランクの高級なお肉も充実しています。このバラエティ豊かなメニューは、普段の食事以上に”家族や仲間とみんなで集まる”時に、ちょっと頑張ったご褒美に好きなものを食べてほしいという、オーナーの想いがいっぱい。

さらに、コース料理やセットメニューも複数用意されており、ホルモンセットや一人焼肉セットなど、その時その時に合わせたお得な選択もできます。焼肉の本場といえば韓国というイメージを持たれる方も多いと思います。

SANKYUさんはコリアンキッチンを謳っているだけあり、焼肉以外の韓国料理が豊富で、いわゆる焼き肉屋さんのメニューにあるような料理だけでなく、手の込んだ珍しい韓国料理やオリジナルの料理などを楽しめます。もちろんキムチなど、焼き肉屋さんに普通にあるシンプルなメニューもすべて自家製！もこだわりが感じられる品揃えです。

そんなに手が掛かっているのに、どれもお手頃な価格。これは「チェーン店のような価格帯で、テマヒマを掛けたクオリティを提供することが個人経営の腕の見せ所」とオーナーさんは教えてくれました。手ごろな価格でA5ランクのお肉やリーズナブルな部位も楽しめるように工夫をされていて、とても美味しい”お肉と料理”を堪能できます！！！

ドリンクメニューの充実さもかなりのもの。ウイスキー、日本酒、焼酎、ワイン、クラフトビールといった多彩な種類が揃っており、量も圧倒的です。特にワインの種類が豊富で、お肉に合わせて楽しむことができます。価格も手ごろで、お肉のコストパフォーマンスと同様に、美味しいお酒をリーズナブルな価格で楽しめそうです。

歴史と由来「SANKYUさんの歴史と東京で築いた物語」

オーナーさんは大阪府出身で、東京で焼き肉屋さんをされる以前は、地元の大阪でサラリーマンとして働いていらっしゃったそう。わざわざ東京に来た理由は、新しい環境で挑戦したかったからとのこと。（※写真は、SANKYU離れ）

住み慣れた地元の環境を離れ、独立を志し、脱サラして経営者に挑戦する道を選んだオーナー。地元で開業すると、旧知の仲やサラリーマン時代の同僚などが多く訪れ、それまでと変わらない状況が続くだろうと感じ、どうせ挑戦するなら大阪よりもより人の集まる都会、東京を選択し、15年前に36歳で上京されたそうです。

店名「SANKYU」は、「ありがとう」の意味と、開店当初に「全品390円での提供」を行なっていたことに由来しています。現在も390円で提供されるメニューがあり、店主は「チェーン店のような価格で高品質な料理を提供する」という考え方を大切にしているそうです。

その一方で、従業員として働く人と、お客様が共に笑顔になれる環境づくりにも力を入れていらっしゃるそうです。営業時間、シフト時間内の空き時間を利用して仕込みや他作業など、昔の焼肉屋さんのように夜遅くまで残って仕込むなどはせず、より効率的で現代的に厨房環境を回すことができるように、工夫しているとのこと。

働く人を大切にするようになった、大きなきっかけは2009年に開店した直後に起こった”東日本大震災”の経験。その際、雇っていた外国人留学生などはみんな帰国してしまうなど、働いてくれる人がいないことでお店の運営が大変な時期もあったそう。その後、閉店される焼き肉屋さんから紹介を受けたスタッフの方や、働いてくれる方や手伝ってくれる人が少しづつ集まってたちのおかげで乗り越えて来られたとのことです。