大師道と薬師道が交わる巡礼の地

豊島八十八ヶ所巡礼の道標
この道標はm明治四十一年(一九〇八)一一月に、豊島八十八ヶ所の札所が開かれた際に建立されたものです。正面に「豊島八十八ヶ所第八十番新設弘法大師霊場 大谷口西光寺」、右面に「右大師道 二丁 大谷口西光寺 願主大野萬蔵 大野清吉」、左面に「左 あらい薬師道 明治四十一年十一月」と刻まれています。豊島八十八ヶ所は、行基・弘法大師(空海)に旧跡とされる四国八十八ヶ所巡礼をならい、現在の板橋区をはじめ、北・練馬・荒川・新宿・豊島・中野区に点在する88の真言宗寺院を札所として開かれた霊場巡礼で、その開創には日露戦争の戦没者を慰霊する目的があったといわれています。また、この場所は、西光寺の北を通過して大谷口・向原・茂呂から白子へ向かう川越街道の間道の「大谷道」と、川越街道から南下し中野区の新井薬師方面へと延びる「薬師道」が一旦合流して、再びそれぞれの方向へと分岐する地点にあたります。(大師道は西光寺までの大谷道の呼称)。この碑は道しるべとしても利用されてきました。
平成十五年六月 板橋区教育委員会」」

基本情報
東京都板橋区大谷口上町63−3
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